腰痛の原因 ②【腰方形筋】

腰痛の原因シリーズ 第2回
【腰方形筋】

第1回はからだの前面を支える大腰筋をお伝えしました。
今回は腰の横と後ろをささえる
【腰方形筋】です。

腰方形筋は、からだの後ろと横をささえる筋肉です。
上の図を見ていただくと、肋骨・腰骨・骨盤の3カ所についています。
この筋肉が、使い過ぎや疲労で硬くなってしまうと、からだを反らしたり、
横に曲げたりする時に腰痛がおきてしまいます。

腰方形筋がダメージをうける原因は?

1、前屈みになり重いものを持つ時
2、中腰の姿勢や、からだを横にたおして作業をした時
3、手をあげて高いものを取ろうとする時

などがあります。

【腰方形筋のセルフケア】
1、写真のように親指が後ろになるよう腰に手をあてます。
この時、横ではなく少し後ろの硬い所をさがします。


2、親指を中心部に向かって優しくおします。
押すところは、肋骨の下から骨盤の上まで
だいたい3カ所ぐらいです。

3、腰に手を当てたまま左右に
からだをたおしながら硬い所をほぐします。
※座っておこなってもかまいません

左右にからだが倒しやすくなったらOKです。

第2回腰痛原因シリーズでした。

腰痛でお困りの方は、きむら鍼灸治療院にご相談下さい。

この記事を書いた人

木村康