腰痛の原因シリーズ 第1回
【大腰筋】
腰痛の原因には、さまざまな要素が絡み合い痛みを引き起こしています。
その中でも、多数の方の痛みの原因になっているのが
【大腰筋】です。
大腰筋はからだの前の一番深い所にある筋肉で、背骨と太ももの骨をつなぎ
からだを前に倒した時に支えとなる、太くて強い筋肉です。
この大腰筋が硬くなる事で弾力がなくなると
筋力が弱くなってしまい、からだを支える事が難しくなり
腰痛を引きおこしてしまいます。
特に慢性腰痛の方は硬くなっています。
大腰筋が硬くなってしまう原因は?
1、前屈み姿勢が多い方
2、長時間すわっている方
3、運動不足でからだが硬い方
ではどうすれば改善できるのでしょうか?
1、大腰筋のマッサージ
2、大腰筋を緩めるツボを刺激する
やり方
1、大腰筋のマッサージ
膝をたててあおむけに寝る
おへその横指四本分の所を垂直におす
さらにおした指を少しだけ中央によせる
息を吐きながら5秒ほどおす
3~5回ほど行う
お腹はデリケートな所ですから
優しく行って下さい。
2、大腰筋を緩めるツボ
大腰筋と関係の深い、足の内側にある
後脛骨筋のツボ 【三陰交】 【太谿】
やり方
図の青い部分が後脛骨筋なので
親指で後ろからまえにむかって
2つのツボをジーンと感じるぐらい5秒間
3~5回ほど押してください。
第1回腰痛の原因【大腰筋】でした。
第2回、近日公開いたします。